禅語を味わう

かくねんむしょう

廓然無聖

廓然無聖

禅宗の初祖菩提達磨大師の言葉で、悟りの境地を一言で表わした語として知られる。「廓然かくねん」とは台風一過の青い空のように晴れやかでさわやかな境地であるそこには汚れた迷いや煩悩はひとかけらも無い、そればかりか尊い悟りさえない。そこはあらゆる言葉を絶した絶対的無一物の世界だ。山川草木・花鳥風月は皆 今もその世界で生き生きといのちを輝かせている。